私を救ってくれた広告

【私を救ってくれた広告】

おやじコピーライターの柏木です。
私のブログにご訪問下さり、ありがとうございます。

このプログでは、私の20年の生活を支えてくれた、スキルを
全部公開しますということで、発信させていただきます。

それで、何からお話するべきかを考えていましたが、
やっばりまずこれかなということで、
私を救ってくれた「あるもの」のことをお話します。
前回お話した通り、私は絶対勝つつもりで、
「預貯金の全て、資産全部、退職金、+借金」で、
絶対潰れてはいけない、
(潰れる=全財産消滅=破滅なのでそのつもりで、)
大阪の「そこそこいい場所」で、お店を開きました。
FCの本部の人は
「柏木さん、ここなら月に200万は売れますよ、
いい場所が見つかってよかったですねー」
と、言ってました。

『へー、ついにオレも経営者だな』と、

ニヤニヤしていたところ、

最初の月は70万ぐらい、(最初はそんなもんですよ~)
次の月は、50万ぐらい、(認知度が上がれはもっと売れますから〜)
年末は年賀状があるので100万売れたけど、(ね、上がってきたでしょ)
次の月は30万、(もっと頑張らないと)みたいな、

えー、ここ家賃だけで28万円なのに、
パートさんにも15万払ったら、自分の生活費も出ないじゃん!!
って具合で、真っ青になりました。
開業して1年もたたないうちに、窮地に陥ったというか、
破産状態になりました。

売上が上がらない。お客様が来ない。
もう、どう考えても来月は家賃が払えないという状況になり、
お店を整理しました。

つまり、絶対負けてはいけない勝負に、
完敗してしまったのです。
今思うと、これってもうギャンプルでした。

もし、あの偶然が起こらなかったとしたら、
今頃私は、サラリーマンに戻っていたと思います。

その偶然とは、

「電話帳広告」を申し込んでいた」ことです。

電話帳に広告を申し込んでいた。

電話帳の広告は、年に1度見直しがあるのですが
(発行が年に1度のため)、
当然、1年で店を閉めるつもりはなかったので、
開業してすぐ(まだ元気だった頃)
月額5万円ぐらいの広告を申し込んでいたんですね。
ところが、1年で閉店することになり、
毎月5万円もの電話帳広告は要らない、
そもそも払えないと思い、解約したいと連絡したところ、

「もうダメだよ。今から解約したら100%の違約金がかかるよ」

と、言われてしまいました。

えー!! お店もないのに、毎月5万円も払わないといけないのかと・・・
愕然となりました。

「んー、仕方ない。じゃ、お店無いけど、広告出しておこう。」
そんなわけで仕方なく、
兄のマンションの住所(明らかに個人の家)で、
電話帳広告を掲載しておいたところ・・・

奇跡が起こりました。

ある日突然、電話が鳴り出したのです。

「すいません。大至急はんこを作って欲しいのですが」とか、
「お店を出すので印鑑作って下さい」とか、
「今日中に名刺って出来ますか。」など、
ほぼ毎日、注文が入るようになり、
個人のマンションの1室に、お客様が訪ねて来て、
「えー!! こんなところでやってたの」と、
ビックリされたり、

電話で注文を受けて配達するスタイルで、
(これだと無店舗ってことがわからない)

当時の広告。この広告がお客さんを連れてきてくれた。

大阪市内の、そこそこいい場所で家賃28万円を払っていたときよりも、
たくさん売れるようになったんですね。
最初からこれをやっておけばよかったです。

それで、
「広告ってすごいなー」

って、思うようになりました。

と、言うわけで「広告」の威力を知るようになりました。
次回はその「広告」についてお話しますね。

追伸です。

何回かマインドセットのお話をした後は、
テクニック系の話を始めようと思います。

柏木でした。
じゃ、また。

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