なにはともあれ、まずこの話から。

【ぼくたちは今、すごい時代に生きている】

この話の元ネタは、井沢元彦氏の「逆説の世界史」という本です。
いつもその時、読んでいる本に影響されながら暮らしています。

但し、今日の話は「歴史」を語るというのではありません
この本のことを今思い出したのは、これは偶然じゃない、
この話は、広告を書く前、

最初にしておかなければいけないと、
感じたので、お話しします。
先日、息子が小学校3年だった頃の、
テストの用紙が出てきました。

テストは、「世界ではじめての本」について調べた文章を読み、
問いに答えていくという内容でしたが、
これが実におもしろいです。

世界ではじめての本は、エジプトではパピルス(草)で、
メソポタミアでは、粘土で、
中国では木や竹で、作られていたと書いています。

んー、まてよ。ちょっとおかしいな。
よくよく考えたら、

これらは「本」では無いですよね。

パピルスは、乾燥した葉なので折ると粉々になりそう。
粘土は文字を間違ったら消せますし、焼けば固くなって
長期保存にも耐えられますが、とにかくかさばります。
木や竹も、本にするには、加工が大変です。

これらは、とても「本」にはならないです。

ここで、ちょっと考えていただきたいのですが、

エジプトのピラミッドはすでに5000年前(紀元前3000年頃)には、
地球に存在していたということです。

ピラミッドについては謎が多いですが、
例えば現在の大林組などのスーパーゼネコンにこのピラミッドを
発注したすると、どうかというと、

工期5年(井沢さんはそう言ってましたがいやいや、もっとかかるでしょ)、
最盛期には35000人を動員してようやく出来上がるというものだそうです。

しかも、ブルドーザーやクレーン車、パワーショベルに加えて、
地表を彫りまくるバケットホイールエクスカベータや、
スカイツリー建設にも使われた天空までも届くのかと言われた
クライミングクレーンなど、最先端の超巨大重機を総動員してのことで、

今の世の中でも、国家レベルで取り組まなければ到底出来ない
一大プロジェクトになります。

それを、すでに5000年前に古代エジプト人は作っていたのです。
重機はもちろん、工具も今のようなものでは無かったはず
どうやって石を運んだのか、どうやって削ったのか、
何年かかったのか、全てが「謎」だそうです。

どうやって作ったか、
どのくらいの期間で作ったのか、など
そんなことは一切、伝わっていないのです。

ピラミッドの構造はすごいです。
基底部は水平に、石を加工して重ね合わせ、
隙間には紙一枚も入れることが出来ない精密さなんです。

5000年前と言えば、日本では縄文時代ですが、
何をしていたかよく解らない時代です。
もちろん、文字も紙もありません。

ここで、ようやく最初の話に戻りますが、
なぜエジプトの文明や技術が、
現在に伝わらなかったのか、これには仮説があります。

それがズバリ「本」なんです。

どんな優れた文明も、文字で後世に伝えることが出来ないと、
無くなっちゃうってことです。

紙の発明によって、今まで膨大な量を必要としていた
「ねんど」や「パピルス」や「竹」や「木」が要らなくな
必要な情報が「本」という形で残せるようになったのです
その後の人類の発展には、目をみはるものがあります。

紙の発明は、紀元前100年頃なので、ほぼ2000年前ってことなります。
この2000年で、人類がどれだけ進化したかを考えると
全人類は「紙」を発明した中国人に、感謝しまくらなければならないですね。

紙の発明によって、紙は折ったり、綴じたりが容易に出来るので、
多くの人が情報を記録して、共有出来るようになったのです。

膨大な情報が、大量に「移動」できるようになって、

人類は「発展」しました。

そしてさらに、
書き写して伝わった情報は
印刷技術の発明によってさらに加速され、
現在の形になって行きました。

「情報量=発展」です。

そして最後に今日の結論です。

紙が発明されて2000年経て、西暦2018年の私たちは、
実は2000年ぶりの転機を迎えていると言うことに
気づかなければならないのです。

それは、今はもう大発明の「紙」すら、
必要じゃ無くなって来ていると言う現実です。

今、私たちは、手元の小さな「端末」さえあれば、
図書館並みの「本」を持ち歩けるようになりました。

インターネットにつなげれば、それこそ図書館どころじゃない、
膨大な情報が必要に応じて取り出せます。

それは文字だけでなく、画像、音声、動画までも含んでいます。

「情報量=発展」だとしたら、

これから先、どうなっていくかなんて、
もう考えてもわからない。

「紙」の発明から2000年、これだけ進化した人類が、
この発明によってこの後、どれ位進化するか、
次の2000年がどうなっているかと思うと、想像もつきませんが、
とにかく今は、かなりものスゴイ転機を迎えているのです

10年前に、今の形を想像できましたか?
わずか10年を振り返っても、
とてつもない勢いで、人類は発展しています。

国境という壁も、言語という障壁も、宗教の隔たりすらも
人類はもうとっくに乗り越えています。
私はそう思います。

英語が瞬時に、日本語に変換される翻訳機も、
既に登場してるでしょ。
音声がそのまま「文字」になったり、
ディスプレイ上で指で絵を描いたり、
腕時計で通信したり、
この数年で、かなわないと思っていた夢は
現実になりました。

とにかく、ココまで来たら、
今までの価値観は捨てなければなりません。

いい学校を出て、大企業に長く勤めれば「幸せ」という時代は、
もうとっくに終わっているのです。
今はもう、誰でも誰かの役に立つことで、
今すぐにでも起業することが出来ます。

誰かの成功を指を咥えて見ている暇はありません。

「あなたのやりたいことが、誰かの役にたち、
誰かの笑顔につながるなら、今すぐ起業しよう!!」

私は声を大にして叫びたい!!

環境は既に整っています。
誰でも、やりたいことで起業することが出来るようになってます。

それでもまだ迷っているあなたには、
サントリー創業者、鳥井信治郎氏の言葉を贈ります。

「やってみなはれ、やらなわからしまへんで」

迷っているヒマがあったら、やるしかないのです。

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